ちっちゃな階段 一歩ずつ

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「素材の味が生きてる」料理が苦手

↓ 一昨日UPしたブログに関連して、息子の味覚過敏について少々。

tokidoki-koharubiyori.hatenablog.com

 

息子は独立した味の集合体が苦手です。

カレーの俺色に染まらせてやったぜ!みたいな具材全部が同じ味だと口の中で混乱せず美味しく食べられます

ですので、食レポで耳にする「素材の味が生きてますね~」の料理は口の中で素材が主張しすぎて脳みそも大混乱になってしまうもよう。

 サラダもトマトだけ、きゅうりだけはOKだけど、ドレッシングをかけるとアウト。

素材そのものを単品で食べることは味が混ざらないので平気。

 

味の統一感…それが最も重要なことらしいです。

 

味覚過敏は味や食感、のどごしにも発生しています

濃厚なもの

マヨネーズ、ハチミツ、メープルシロップ、チョコレート、練乳、卵の黄身など

程よい弾力のもの

グミ、練り物、しめじ、干しシイタケ、餅、こんにゃく等、海藻、マカロニなど

のどごし

麺類(今はうどん以外は食べられる)、とろろ、生卵、炭酸

 

とろろといえば、触覚過敏も関係してかドロッとしたものや粘りのある納豆も苦手です。卵白は火を通せば食べられるし、黄身も卵焼きにしちゃえば平気です。なので目玉焼きも黄身は食べない。

嗅覚過敏の影響か、ホウレンソウなど葉っぱ系の野菜は食べません。(嫌いな匂いは新緑の香り)

触ってダメ、嗅いでダメなものは口に入れてもダメな感覚なのかもしれません。感覚刺激としては触るや匂いはのどを通るものも同じ刺激ってことなんでしょうか?

ソフトクリームも微妙な差で高級な濃厚タイプは食べられません。ある意味でお財布に優しい息子です(笑)

 

私たちにとって微妙な差は息子にとっては大きな違い。決定的な差。

だからこそ余計に他者には伝わらないし理解を得にくいのだと思います。

説明もしにくいですしね。

なので、ダメなものはダメなのだと主張するんです。ワガママではなく、どうにも出来ない譲れないものなんですから…

 

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