「悪の華道を行きましょう」
人の好みは千差万別。好きなものは好きなんだ!というお話です。
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己が悪役令嬢であることを思い出したのは、王子に婚約破棄された末の、ハゲデブ親父との結婚式の最中。……あれ? でも、なんかこの人…………悪くない。ちょっと素敵かも……とか思ってしまった枯れ専な悪役令嬢の物語
こちらの話、電子書籍なので未購入なのですが(書籍は紙派)試し読みで気になり小説版にたどり着きました。
最近なんだかんだと見かける悪役令嬢ものですが一味違います。
しかも小説家なろうの作品でしたので、シリーズすべてを無料で読め一気に読破。
簡単に感想を…
この作品の一番の魅力、それは彼女の突き抜けたフェチ具合(笑)。それゆえなのか自分のフェチは万人共通という大きな勘違いも主人公の魅力です。
美女と野獣ってヤツなんでしょうが、野獣サイドの宰相はなかなかの悪党な訳ですが主人公と結婚し愛されることを知って瞬時に更生(笑)
見た目も性格も悪役令嬢な主人公、野獣と結婚してからは彼女のズレっぷりの魅力に嵌ってか陥落する周囲の人々。論破の仕方もフェチ全開で笑えるし相手の思考を全壊させる姿も楽しいです。
「耳元の加齢臭…」とか、「肉に埋もれている目」とか…言葉がだいぶひどいですが、そこには愛があります。愛があればひどい言葉がOKとは思わないけど、この主人公は耳元の加齢臭が好きで、肉に埋もれている目がチャーミング。そんな旦那さんが大好きなんだ!と。私がこれだけ魅力を感じてるんだから他の女性もほっとくわけない!浮気されたらどうしよう?っていう可愛さがたまんない(笑)
そして主人公の手のひらでワザと転がされてる宰相も更生したものの悪代官風の振る舞いがいい味だしてます。
この私の文章力の低さで伝わりませんが、一度読んでみてください。短編小説なのでサクッと読めます。オススメです。
こちらの小説版は「小説家になろう」に載っていました。気になった方はこちらから飛べます→悪の華道
小説家になろう作品の中には私の好きなスライムもたくさん活躍しています。もうスライムをザコキャラなんて呼ばせない!と思っているので作家さん達には大感謝です。
みなさんにもお気に入りの小説が見つかりますように。
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