ちっちゃな階段 一歩ずつ

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脳疾患からの幻覚症状

両親そろって少々サポートが必要です

それぞれ脳疾患を患いました。

 

父は脳手術の後遺症が数年後に発症し、幻覚症状に悩まされました。

本人も苦しかったと思います。

自分にしか聞こえない声に反応し

自分にしか見えない相手に威嚇し

現実世界の人に攻撃を加えようとする…目が離せません。

矛先は時に私にも向き首を絞められたり、壁に押し付けられたり

当時すでに私は結婚していましたが、子供ができずにいたこで責められたこともあります。

ここで書けないことも下品なことも言われたし、書くと実家の近所には身バレすることも父はしました。

毎日お互い傷だらけ…。

ヤるかヤられるか。

今日は生きてた。生かせた。

明日は?そんな自問自答の日々。

 

なのに…医師の前では大人しく従順なふりをする。娘が俺に辛く当たるとか…

本当に病気なのか、わざとなのか…。

母や兄妹は自宅で面倒を見るといいましたが面倒みるのは何故か私。

なので、夜中の不穏行動の徘徊(本人曰く見回り)を始めた翌日、父を騙して病院に連れていき、幻覚症状が出た始めたころから記録していた行動歴を医師に渡し入院を懇願

このままだと私は父に殺されるか殺すかどっちかだ…と。結果、医療措置入院になりました。

 

あの時の父の呆然とした顔は今でも覚えてる

医師や私に手を合わせ懇願した姿

それが通らないと気づくと私を罵った姿

スタッフに羽交い絞めにされ病室に連れていかれる姿

全部忘れちゃいけないと思ってる。

 

私にもっと知識があれば、あんな顔をさせず入院治療ができたかもしれない

無知は罪だと、この時初めて気づいた私です。

 

父には投薬治療が合ったのか今はあの時の激しさは全くなく、別の病気で施設にいます。

時々現れる幻聴とはうまく付き合えてるらしい…